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Google Cloud Certified Professional Cloud Architect 受験メモ

·1 min

11月頃から Google Cloud を業務で扱う予定ができたことと、とくに段階を踏まずに最初から上級資格を狙えるということで、Professional Cloud Architect を 2020/10/30 に受験してきました。その時のメモです。

受験メモ #

受験者情報 #

AWSを業務で扱いだして約半年、Azureは約2か月、Google Cloudは初心者、AWSもAzureも上級資格を持っているので対外的にはそこそこのクラウドエンジニアです。

No.項目取得数取得済み資格/合格済み試験
1AWS認定資格4SAA、SAP、DOP、SCS
2Azure認定資格3AZ-900、AZ-104、AZ-400

結果 #

合格 (点数不明)

試験対策例 #

No.対策項目実施時間(例)
1試験ガイドを見て出題範囲を確認する約0.5時間
2Google提供の学習コンテンツQwiklabsで勉強する約1時間 x 2週間
3公式模擬試験(無料)を実施する約0.5時間 × 2、3回
4問題集を実施する約2時間 × 3日

アドバイスなど #

いきなり勉強を開始するよりもまずは公式の模擬試験(無料)を受けてみて、どんな問題が出るのかザっと見てみるのが良いと思います。また、試験ではケーススタディ3種をベースにした設問が2~3割ほどあるので、こちらは事前に認定資格サイトで事例を読んでおくのが吉です。知識としてはGoogle Cloudが提供する各種サービスの基本とKubernetesの知識をひととおりおさえておけば十分だと思います。

問題集としてはApp Storeから入手した無料のGCP認定プロフェッショナルクラウドアーキテクトアプリ(現在は配信停止)を実施しました。もちろん無料なので問題数は少ないもの試験では大変お世話になった印象です。

Qwiklabsについてはかなりボリュームはあるものの、Google Cloudを実際に操作するハンズオンラボが充実しているため、時間に余裕があるならばGoogle Cloudの操作に慣れるという意味ではとても役に立つ教材だと思いました。ただ、こちらの教材は一部古いサービス名のままであったり、ハンズオンラボの操作指示が古いUIを元になっていて今現在のUIとの乖離があったりと自分で読み替えて実施する必要があるので注意は必要でした。

終わりに #

サービスの種類が少ないからかAWSのSAP資格と比較すると断然楽に感じました。また、Azure資格のように実際のUI操作順序に関する問題もないので画面操作になれていなくても何も問題ありません。無償教材も豊富なので教材に困ることもないと思います。

ただひとつ難点を挙げると、AWSやAzureの試験とは違って日本語と英語の切り替えができません。日本語の怪しい箇所があってもその正誤を確認する術がないというのがイケてないポイントだなと思いました。

とはいえ、上級資格の中では比較的取りやすい部類に入ってくると思うので、ぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。